49th Parallel
こんにちは。カナダに来て二か月、新居に移って一か月。
さすがに生活のめどもたって、安定してきている今日この頃です。
そんな折、家が面している通り(Fraser Street)から一つとなりの通り(Main Street)にドーナツ屋さんを発見してしまいました。インスタで人知れずドーナツハンターをしていた身としては非常に興味を惹かれ入店。
お店の名前は”49th Parallel”。ただのカフェとは違って”Lucky’s Doughnuts”という独自のドーナツブランドを持っており、種類がたくさんあってとても迷いました。今回選ばれたのは、”Fruit Floral Old Fashioned”でした。紫色で色が濃くておいしそうというだけの理由です。はい。何か。
外側がカリカリ砂糖シャリシャリ系ドーナツで、何の花かわからない紫色の花のにおいと蜂蜜のいい匂いがしました。おいしかったです。あれ、作文?
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上田 諒
★★★★☆ 1日前
コーヒーもおいしかったし、店内も広くて、落ち着いていて、めちゃくちゃ居心地がよかったです。
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レビューこの辺にしておいてですね。実は自分がドーナツの味と同じくらい気になっていたのは店の名前なんですね。49th Parallel。これが店名に入っている店、バンクーバーで妙によく見かけるんです。最初は49th Streetにあるからなのかと思ってたんですが、通り関係なく見かけるし、今回の店の場所も別に49thではないので、別に何かあると踏んで調べてみました。
49th Parallel。これなんと緯度49度にあるカナダとアメリカの国境のことらしいです。
アメリカとカナダって、不自然なくらい長い直線で区切られてますよね。あれです。
1818年にバンクーバーのあるBC 州 ~アメリカのミネソタまでを、地形を一切考慮せず緯度だけで区切っちゃおうよっていう条約が結ばれてできたらしいこの国境のことを49th Parallel と呼ぶそうです。そして、BC州がこの国境の西のエンドポイントであることから、店名に使われることがよくあるそうな。
緯度だけで区切ったため、この49th Parallelのせいでおかしなことになっている場所もあるらしく、Robson Pointという半島は、国境的にはアメリカなのに、カナダからのアクセスしかないらしいです。変なの。
とまあ、町でよく見かける49th Parallel は国境であることが判明しました。
ドーナツもコーヒーもおいしかったし、面白いこと知れたし、定期的に来ようと思いました。あれ、(以下省略)
2件のコメント
K.M
ナイスドーナツ!国境豆知識までありがとう!
日本は強風で花粉と黄砂まみれです!
福耳
へぇ〜、面白い!
ドーナツもグッドです!