Canada

Previously on My Story (前回までのお話)

4年ぶりに国際線飛行機のチケットを予約しました。約4年前、2020年1月。
世界にコロナの魔の手が忍び寄っていたくらいの頃のことのお話。
当時大学3年生。コロナの影響で人生初の海外長期滞在は予定よりも早く幕を閉じようとしておりました。

実際に行ってみたシアトルは想像以上の異世界ぶりで、バスの降り方すら前の席の小学生に倣う始末。財布を無くしたり、夜中に迷子になったり、なんだか寂しくなったり。それでも、いろんな人と出会ったり、その人たちに助けられたり、自分なりに必死に生きてみたりしていたら10か月はあっという間でした。

 帰国の日は雨が降っていて、ホストファミリーと親友が空港まで送ってくれたんだったなぁ。寂しくなって爆泣きしたまま離陸し、寝て起きたら羽田空港でした。そこからはアッという間で、アメリカ生活が幻だったんじゃないかと思わせるほど、ぬるっと、さらっと日常が再開したわけで。

 実家は家を出る前と同じ場所にちゃんとあって、自分の部屋もかわらずそこにあって、卵かけご飯も相変らずおいしかった。自分以外のすべてが違和感なく続いている違和感は時差ぼけよりすさまじく、現地の友達が本当に存在しているか連絡したほど。ちゃんと連絡も返ってきたし、ちゃんと10か月アメリカで生活していたようでした。

pikeplacemarket
パイクプレイスマーケット
doylefamily
ホストファミリー

 見慣れ始めていた非日常は懐かしい日常へ塗り替えられ、10か月程度の日本ブランクはすぐに埋まるのでした。アメリカにかぶれたかった。。。現実味しかない現実が動き出し、コロナウイルスの猛威をよそ目に大学を卒業したり、海外に住むためにとりあえずIT関係の職に就いたり、気づいたら新宿で働いてたり。

 田舎育ちには東京もかなり異世界だけれど、バスには一人で乗り降りできるし、卵かけご飯も存在してるし、言葉も通じるので、割と平気だった。(道には迷うし、相変わらず落し物はするけど、耐えている。電車もむずいけど耐えていた)
1年目は仲良し同期や、面白い先輩に囲まれて、楽しく過ごし、2年目からは彼女が引っ越してきてくれたので、もうほぼ不自由なく、それは幸せに生活しておりました。

 だがしかし、そんな日々の裏で、日本の外で生きてみたい欲は日増しに成長しておりました。海外と関わる仕事だったこと、知り合いの海外進出、4年前の幻、昔からの夢、いろいろモロモロが作用して、この度、カナダへ旅立つことになりました。

 後半いろいろ端折ったけれど、最初の投稿はこんなもんでよいでしょう。これからどうなるかわからんけど、カナダへ行ったらいろいろ投稿してみたい。

がんばれ俺のモチベーション!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です